番号・名称 年 代   構造等
051 大仙院本堂
   (国宝)
永正10年(1513) 桁行14.8m、梁間10.8m、一重、入母屋造、銅板葺
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特徴等
大仙院は、永正6年(1509)に大徳寺住職古岳宗亘 (こがくそうこう) によって創建された大徳寺の塔頭で、大徳寺本坊の北に立地している。庭園、方丈建築、襖絵など、高い評価を受けている文化財があり、訪れる拝観者も多い。
本堂は、桁行14.8m、梁間10.8m、入母屋造、檜皮葺の方丈建築である。寺院創建当初、永正10年(1513)の建立で、各部の木割細部の手法などに室町時代の特徴がよくみられる。意匠整然として風格も髙く、貴重な中世の方丈建築の遺構として国宝に指定されている。本堂の南東部から南に延びる玄関も附 (つけたり) 指定されている。
参考資料:大仙院ガイドブック/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-14

背後:本堂 手前:玄関
大仙院本堂 (撮影:2023-2)
       
       
       
       
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